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女性が動けば世の中が変わる

単に知識を詰め込むだけなら、現在の学校教育で必要なのはせめて小学校位で、それ以上の教育はネットなどを通じて、自分が目指す様々な分野の専門知識を学ばせた方が、遥かに効率がよく、優秀な技術者が生まれることは間違いありません。しかし、学校教育で必要なことは、単に知識の詰め込みだけでなく、運動会や学園祭など、集団生活による学生達がお互いに協力し合って、文化を育てていくことに意義があると思っています。

それと同じように、女性が家庭を見守り、子供がある年齢になるまでは、母親が子供の側にいてあげるということは、とても重要なことだと考えます。アベノミクスの経済政策では、働く女性の為の支援を柱としておりますが、現在の社会福祉やサービス業に多い求人状況は、政府が特別にこれを支援しなくても、女性の働く職場の求人情報は豊富にあります。強調したいのは「職が多だけ」ということです。実際に働くための支援が足りないので意味がないのです。
しかし、現代は男性の安定した職場確保が難しく、男性が一家の収入の柱として生活を支えていくことがとても難しく、女性が生まれたばかりの子供を預けて、収入の手助けをしなくてはならない家庭が多くあります。科学や技術がとても進歩し、ビルや構造物の建築も、また工業製品の製造においても、昭和の時代と比べると、おそろしい程に合理化が成功し、あまり人材を使わなくても、物が生産できるようになりました。本来ならば、これらの合理化による利益が平等に分配され、私達の生活はもっと潤っていなければおかしいのです。

男性がつくった世の中のように思いがちですが、昔からあらゆる場所で女性が活躍してきました。明治・大正・昭和と多くの女性が100年以上も訴えてきた「子供達の安全」・「格差のない教育制度」について政府がやっと動きはじめたから、期待を持ちながら大変だけど頑張っていこうと思っています。女性があきらめたら世の中はもっとダメになる。

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